「2度めのパーソナルカラー診断を受けたいのですが、4分類以上の細かい診断はやっていますか?」
と先日ご質問を頂きました。
これから受けよう!と調べた事のある方は、様々な数の分類を目にしたことがあるかもしれません。
4分類、8分類、12分類、16分類、32分類・・・検索するといろいろ出てきます!
(日本にある数の多いタイプ分類のほとんどが、4分類からの派生形です)
この中では4分類がメジャーで、パーソナルカラーの資格試験でも採用されているのがこの4分類です。
関連書籍や個人の方の体験談も多く、イメージが掴みやすい事が大きなメリットだと私は思っています。
ただ実際にドレープ(色布)を当てると、1つのタイプ以外にも似合うタイプがあったり、2つのタイプに同じくらい似合う色がある!というケースもあります。
ここで無理に1つのタイプに絞ってしまうと、かえって結果を扱いにくい物にしてしまう場合があります。
もし扱いにくいだけで終わってしまった場合、担当したカラーリストに大きな責任があります。
素敵になりたくて受けたカラー診断で、オシャレの方向を狭めてしまうのは勿体ないからです。。。
ちょっと脱線しました💀
私は複数タイプにまたがる方の場合には、得意な色の特徴をそのまま細分化して伝えています。
なので、冒頭の
「4分類以上の細かい診断はやっていますか?」
の質問の答えは、
「ベースは4分類ですが、伝え方を特徴にあわせて細かく工夫しています」
となります☺
実際にお客様に伝えたことのある結果を、下の図にまとめてみました。
(図の都合で、季節の名前を漢字にしています)
実際に書き出したら、16種類に分かれました。
1つの分類に当てはまるのは、そのタイプを代表する特徴にジャストマッチする人です。
似合う色の根拠は、その人が生まれもった色素です。
その色素傾向が2タイプにまたがっていた場合は、そのまま2タイプに似合う色を含みます。
夏(サマー)=ブルーベース、明るい、穏やか
秋(オータム)=イエローベース、暗い、穏やか
冬(ウィンター)=ブルーベース、暗い、鮮やか
この中で、その人にとって重視すると良いポイントを選んで、優先順位をつけて解説しています。
1st○○タイプ、2nd ○○タイプ、という結果と上の図はイコールです。
この図を見ると、じゃあ細かい分類を採用して使えば?となりそうですが、今は現状のスタイルでいこうと思っています。
理由は、タイプを細かくして特定の似合う色を導き出すよりも
「明るさや暗さ」 「鮮やかさや穏やかさ」
などの得意な色の傾向を知るほうが大切、と考えているからです。
(これは私の場合の考え方です)
極端に苦手な色以外は、配色の理論をつかえば充分素敵に着こなせます。
似合う色と苦手な色の間にある「普通」と呼びたい色も沢山あります。
大事なのは全身のカラーコーディネートのバランス♪
また、似合う色の傾向を把握することで、得意な質感のニュアンスも見えてきます。
ニット素材が得意か?
ビジューは?
パールは?
などなど、、、これらは骨格診断の理論とも組み合わせてアドバイスしています。
また4タイプで分かる持っている魅力やイメージってすごく重要なんですよ~。
(形や柄ではなく雰囲気や印象、テイストと思ってください)
これには個人差があるため、個別に丁寧にお伝えしています。
パーソナルカラー診断は、結果を守ることが目的ではなく、素敵になるために「活用」する道具だと思っています。
興味が無い人にとっては全然面白くない内容だと思いますが、きっとそういう人はわたしのホームページは見ないと思うので、今日は思い切って長い文章で解説してみました!!笑
MEIBIにこれからお越しになる方で、今までに複数回受けたことのある人は、ぜひ遠慮なく伝えてくださいね。
特に知りたいことや疑問点が解消できるように、オーダーメイドで調整します👌
長い文章にお付き合い頂きありがとうございました💕
※上図は使用ブラウザの環境により表示が異なります、予めご了承ください。
|東京・練馬のパーソナルカラー診断・骨格診断サロン MEIBI 石塚 瞳|
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