昨日のブログからの続きです。先にこちらの記事をどうぞ。
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幅狭な足でお悩みの方のブログをたくさん読んでいく中で、共通点を感じつつも自分の足の幅が狭いなんて自分には全く思えず。
そもそも靴の売り場では幅広シューズを勧められるし・・・など、色々考えながら迎えた予約の当日でした。
そして実計測。
結論からいくと、思ってもみないような細い幅の足でした。
私が言われたアドバイスを抜粋すると・・・
・22cmのA幅でかなり狭い
・かかとが小さめ
・正しい靴を履くと足が整って今後AAまで下がる可能性がありそう
・足に合わない靴で足裏の筋肉のアーチが消えてしまっている
・今の靴が腰痛の遠因な可能性あり
・まずはフィット感の良いスニーカーを履いて足裏を鍛えてみては
との事。売り場の基準がEなので、そんな幅ってあるの?といった感覚でした。
計測では、足が地面に接地しているときの幅と、空中にある状態の幅をきちんと両方測るのが大事なんですね。
この計測差が大きい人ほど、試着時に合うように感じた靴も歩き始めたら数分でゆるゆる・・・という事が起きがちなようです。売り場を数メートル歩いてテストするレベルでは把握できないな・・・と感じます。
自分では幅はあるように感じるのは、潰れたアーチのせいもあるようで・・・今までの自分の足への見立て違いに当日は大混乱。
この計測の時は、幅の合うサンプルのヒールを履かせて頂けました。この時の足入れの感じに私は衝撃。
踵に靴がちゃんとついてくる!!
売り場で「いかがですか?」と今まで言われても、合っているかどうかが全く分からなかったんですけど、この時の踵のフィットする感覚と比べたら。
ノーマルなサイズで問題が無い方は、こんなにもフィットしてるんだなと感動・・・
その後、お勧めいただいた専門店でジャストフィットなスニーカーを購入して歩きはじめたところ、ひざ下のむくみが随分と軽くなってきました。
合わない靴でおそるおそる歩くと、正しい筋肉の使い方で歩けないから、歩いてもむくみがとれるどころか脛の筋肉がガチガチになる、といった悪循環だったようです。
せっかくウォーキングに行っても、それじゃあ意味がない!!
ちなみにこの日の計測には、中敷きで調整可能なものは調整して頂けるサービスがついていたので、手持ちの悩ましい靴を10足持って行きました。
が。調整で対応できるサイズ感の靴は一足も無く💧その場で全部処分していただくことになりました。
10足というと大変な数ですが、痛みでまともに履けていなかった靴。
踏ん切りがついてよかったというのが正直な感覚です。合わない靴を沢山持っていても仕方ないですもんね。
その後、専門店でのオーダーやアドバイスを他店でも受け、今わたしの手元にある幅の合う靴はスニーカーを含めて4足です。
今年は随分と靴周りに投資しました(自分比)これは健康のためでもある!と思って服の分の予算がまわった感じ。
手元にサイズ、フィット感の合う靴を揃えはじめて、実際に歩いて、今感じているのはこんなことです。
・靴本体の曲がる位置と足の形の相性が合えば、幅が合わずとも履けるものはありそう(足に良いかは別として)
・ヒールにはやはり足裏の筋肉が大切(これは私は要・修行です)
・靴にここまで自助努力が必要だと思っていなかった
ラストの自助努力が、一番感じたことかもしれません。
でも、似合う服も運命的な一着にはそうそう出会えないように、靴だって同じことなんですよね。食事だってそうで、忙しいからと出来合いのもので済ませると、油や塩分が多かったりするから自分で工夫するのは当たり前なのに・・・
まずは正しい知識が必要でした。そして靴の正しい知識って、販売の現場にもまだまだ浸透してはいないようです。
でも、そこがまさしく自助努力!!!
これはセミオーダーで革の色などを選べるシューズ。
スタッフの方には「真っ白のこのオーダーは初めてですよ~」とのコメントを頂きました。
切り替えで色を変える事もできるんですが、引きでみた時に足元が一色のほうが私は落ち着くので、今回は思い切って。
紐のブラウンはデフォルトです。マニッシュないい雰囲気になりました!汚れには気を配るけれど、私は色の明るいシューズが大好きです。
来年以降も靴に関しては試行錯誤していると思います。
当然デザインが何でもいいわけでは全くないので、可能な限りで普通の靴も試着し続けるはず。(※でも普通の売り場のヒール靴は、ブーツ以外は前向きにあきらめるかな、、、)
私とお悩みが近い方の参考になればと思って、今回ブログに書いてみました。
でも特にブログに書きたかった理由に、私にアドバイスをくれたNさんが本当に親身になって情報を沢山くださったことが実はとても大きいです。
同じ悩みの方に少しでもアドバイスを、、、!という気持ちがひしひし伝わってきて本当に嬉しく✨
・ヒールどころかフラットシューズでも足がいつも痛い
・靴のかかとがいつもパカパカ脱げそう
・靴が脱げないようにペタペタ歩く傾向がある
・つま先の出ないスリッパで歩けない
このあたりの項目に当てはまると、今はいている靴が本来のサイズではない可能性が高いようです。
今回、計測の前に読んだこの本は良い予習になりました。
その靴、痛くないですか? ――あなたにぴったりな靴の見つけ方 【著】西村泰紀
そして最初に計測に伺ったのが、こちらの西村さんがオーナーのシューフィットサロンです。
★シューフィット神戸屋
http://www.koubeya.co.jp/
キャッチコピーで「靴は売らない靴屋」とサイトに書かれているんですが、まさにその通りの場所でした。
幅狭でお悩みの方の中では、随一の有名店のようです。(私は今まで全く知りませんでした・・・!)
その後に写真のレースアップシューズやショートブーツが欲しくて、こちらのサロンにもお世話になりました。
★パンプスクリニックサロン アンドステディ
https://andsteady.com/
テーピング指導や、足の筋肉の正しい動き方なども指導してもらえます。
靴が合わないな~とお感じの方は、私と同じように幅広ではなく幅が狭いケースがあるかもしれません。
お客さまでも何人か、悩みが私と似ていそう・・・と感じる方が思い浮かびます😂
サイズでお悩みの方は上記のリンク先、ぜひ見てみてください✍
伊勢丹のナンバートゥエンティワンシリーズでも、サイズ展開の広いセミオーダーが登場したそうなので、来年トライしてみようと思っています。
https://www.wwdjapan.com/466648
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年末年始は31日~1月4日までメールの返信をお休みさせて頂きます。
期間中にいただいたメールは5日以降に順次ご返信いたします、どうぞ宜しくお願いいたします。
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